もうすぐデビュー(?)新しいバッグ・ポーチ・ケース製品化に向けての打ち合わせ風景

夏休み前に、只今企画進行中の商品について、いつも製作をお願いしている工房の職人さんと打ち合わせを行いました。
その打ち合わせ風景と企画内容の紹介です。
長い間お願いしている職人さんで、筋金入りのベテランです。遠藤の企画やアイデアを伝えると、自らの知見を元にプラスαのアドバイスをしてくれる頼もしい方です。その意味では職人さんとのコラボ品ですね。
どんな方かはこちらのページ下方をご覧ください。(3つ並んだ写真の一番左)

現在進めている企画は以下:

■デイリーショルダー(ブログ記事検索結果
■Lファスレザーポーチ(ブログ検索結果
■Dual Slot Case(ストアページリンク

デイリーショルダーは、「カバンがLファス(L字開き)だっていいじゃない」のコンセプトのもと作っている小さくて小回りの利くショルダーです。
サイズ感もさることながら、L字開きにすることで、天面のみ開くタイプよりも大きくカバンを開けることができ、中へのアクセスが飛躍的に便利になったバッグです。
試作を2個作り、それを元に生産コストと想定販売価格を出したのですが、ちょっとハマらずにおりまして職人さんの知見を伺ったというわけ。(上の写真で写っている黒いバッグがその2個です。)
前面にある大きなポケットの形状を変更してしまおうと考えています。悪くいえばのっぺり、よく言えばシンプルでスッキリした印象になるはずです。
もう一度試作を行った上で改めて評価します。

Lファスレザーポーチは、過去2回主にGemini PDAのためのケースとして紹介してきましたが、デバイスにこだわらず何でも入れられるポーチとしての性格が強いものです。レザー x パラフィン帆布ポーチの派生モデルのような感じですね。
レザー x パラフィン帆布ポーチと同様に、レザースリーブ製作時に出た革を利用してリーズナブルに仕上げる予定でして、その性格上、限定生産になります。
間もなく製作をスタートさせるべく、革の状況やスケジュールを確認しました。

Dual Slot Caseは、モデルチェンジを予定しています。
収納を想定しているiPhoneをはじめとしたハイエンドのスマートフォンがますます大きくなってきたため、そのトレンドに合わせて縦方向にだけほんの少しサイズアップする予定です。これでiPhone XS Plus(仮称)もGalaxy Note9もその他の6インチ超級の大きなデバイスもしっかり収納できるはずです。
加えて、各部の素材の見直しや、メインファブリックの別素材を評価中です。
サイズ感も素材も、並べて比べない限りは変化が分からないくらいの微妙な変更になる予定ですが、製作サイドからいうと、サイズが変わればあらゆるものを作り直さなければならないので、実質新開発のようなイメージです。
まずは試作品を作った上で評価予定です。

その他、別の革職人さんとの間でも諸々の試作を進めていますので、こちらも追ってご紹介予定です。
お楽しみにどうぞ。
 

<リンク>
国立商店(ストアページ)