【新製品】職人が作るレザースリーブ Kindle Scribe用

職人が作るレザースリーブ Kindle Scribe用 の発売を開始しました。
10.2インチディスプレイを搭載した一番大きなKindle Scribe専用モデルです。
使っている革は、国産のワックスレザー。英国製のブライドルレザーと同じように、表面にブルーム(ワックス成分)が乗ったヌメ革です。
ワックスがしっかりと乗っているので、基本的にはワックスは取らずに使う方がより革を楽しめます。
最初からツヤ感を上げるのは少し大変ですので、使用するうちにワックスが薄くなり、徐々にツヤ感が上がってエイジングが進む過程をお楽しみください。
カラーはグリーン、コバルト、ブラックの3色からお選びいただけます。
なお、付属または別売りのペンには対応していません。デバイスのみの収納を想定しています。
ご了承くださいませ。(よろしければ「1本入れ レザーペンケース Apple Pencil用」をご検討ください。)

ワックスレザーとは
この商品に使用しているワックスレザーは、国産のステアハイド(成牛)を植物タンニンで2度鞣し、オイルとワックスをたっぷりと染み込ませた重厚な革です。通常のタンニン鞣しにかかる期間の1.5倍の時間をかけて仕上げています。使用するほどにツヤ感が増し、エイジング(経年変化)していきます。
この革の風合いやエイジングを存分に楽しむために、通常行われる革の仕上げ(塗装のこと)はしていません。そのため、通常の革であれば隠しているシワや血筋、トラなどもそのまま残っています。この革を楽しむための加工法として、これはやむを得ないものとなりますが、ある意味仕様とも言えます。革本来の「表情」もそのままお楽しみください。

ワックスレザーとの違いは?
この革は、ブライドルレザーと似た外観を持っていますが、製法が異なるため、当店ではワックスレザーと呼んでいます。ブライドルレザーはピット槽に漬け込んで鞣し、ロウ成分を染みこませて仕上げますが、この革は表面にワックス成分を塗り込んで仕上げています。(各社で呼び方の定義が異なるため、広義にはブライドルレザーと呼ばれる場合もあります。)

ブルームが取れてくるとトラや虫食い痕などが出てくることがありますが、革の加工法故の仕様となります。(分かりやすいようにコントラストを調整してあります)

皆さまからのご注文を待ちしています。

<リンク>
職人が作るレザースリーブ Kindle Scribe用(国立商店 ストアページ)