グランジレザースリーブができるまで。【革選別編】

今までとは全くの別ラインとなるレザースリーブケース「グランジレザースリーブ for iPad mini」をリリースしましたが、お陰様でとても好評をいただいています。どうも有り難うございます!
以前よりラインナップ中の「オイルドレザースリーブ」シリーズとは作っている職人も違いまして、素材となる革も製法も全く違うことから、出来上がってくるスリーブケースの雰囲気も全く違います。
当たり前といえば当たりですが、同じiPad miniを収納するためのケースなのにここまで違うというのはなかなか興味深いものがありますよ。

そんなグランジレザースリーブの製品化までのいくつかの過程をご紹介します。
今回は革の選別編です。
 
 

今回使っているアメリカのHorween(ホーウィン)社のクロムエクセルレザーに決める前に、数種類のスペインとイタリア産の革も検討していました。
それが上記の画像です。サンプルによっては小さな革片しかなかったのですが、それでも独特のツヤ感、手触り、匂いなどしっかりとした主張が伝わってきて、どれも良すぎて選べないという悩ましい状態でした。
結局は、ケースにした際の革質の問題や量産するための定期的な入荷が見込めないなどの問題を排除し、最適なレザーがクロムエクセルレザーとなったのです。

グランジレザースリーブが届きましたら、まずは手触りと、その後に匂いをかいでみてくださいね。(笑)
 
 

グランジレザースリーブ for iPad mini(国立商店)