【コラム】個性的なカフェがたくさん「カフェの街ウェリントン」

こんにちは!masa @masaosadaです。

突然ですが質問させてください。「カフェ」は好きですか?コーヒーが好きだからカフェが好きな人もいれば、コーヒーは飲まないけど雰囲気が好きで行くという人もいます。

また自宅で仕事や勉強をすると集中できないけど、カフェのあの雑音の中にいると不思議と集中できるなんていう人も多いのではないでしょうか。

僕が以前住んでいた街、ニュージーランドの首都ウェリントンはアメリカのメディアCNNで「カフェの街8選」としてアメリカのシアトルやイギリスのロンドンと並んで賞されたことがある街です。

今回はそんなカフェの街ウェリントンのカフェを紹介していきます。

チェーン店のカフェがほとんどない

ウェリントンにはいわゆる「世界的に有名なチェーン店」のカフェがほとんどありません。
例えばスターバックスの場合、ウェリントン市内に1件しかありません。しかも決して人気のお店とは言えません。スタバを訪れる人は主に観光客や留学生など若い人が多く地元の人たちはあまり行きません。

コーヒーチェーンとして1社だけ例外があります。それはMOJOというウェリントン発祥のカフェです。MOJOはウェリントン市内に15店舗以上ある人気のカフェです。

十数店舗ありながら、どの店舗も個性的です。僕が個人的にお気に入りのお店は上の写真を撮ったMOJO Market Lane。国立博物館のすぐ近くにあります。

お店情報

店名:MOJO Market Lane

住所:1 Market Lane, Wellington

ちなみにMOJOは東京に数店舗出店していましたが、今は全店舗撤退しているようです。

ウェリントンのカフェは個性的なカフェばかり

では地元の人たちはどこに行くのか?というと、ほとんどのカフェがチェーン店ではない個人経営、または小規模のカフェばかりです。

どのカフェも個性的なところばかりなので、カフェ好きの人は街にあるカフェを1つずつ巡っていくと楽しいはず。

そんな個性的なカフェの中から今回は幾つか紹介していきます。

まず最初に紹介するのは「Moore Wilson’s」というスーパーマーケットの中にあるカフェです。

このスーパーマーケットは地元の安売りスーパーではなく、地元で採れたものやちょっとこだわりの食材などを取り扱うおしゃれなスーパーです。

「外国っぽいおしゃれなスーパー」の中で海外の雰囲気を味わいながら飲むコーヒーは格別です。

現在は新型コロナウイルス対策で、店内で飲むことはできず持ち帰りカップのみとなります。

お店情報

店名:Moore Wilson’s

住所: Tory StreetとCollege Streetの角

余談といえば余談を1つ。このMoore Wilson’sの住所は「Tory StreetとCollege Streetの角」という曖昧な住所ですが、これがウェブサイトに掲載されている正式な住所のようです。日本でこんな住所の記載見かけませんね。

続いて紹介するカフェは「Maranui Cafe」です。

ウェリントンに限らず海外に行くとビーチで「Surfer’s Club」と呼ばれるサーファーたちが集まる倶楽部を見かけます。

そしてサーファーズクラブがある場所、または元々サーファーズクラブがあった場所には美味しくてボリュームたっぷりのカフェをよく見かけます。

今回紹介するMaranui Cafeもその一つです。Maranui Cafeは料理も美味しく「ウェリントンで1番のカフェ」に何度も選ばれた有名なカフェです。ビーチを見渡せる場所にあるため、晴れた日は景色が最高です。

土日の昼間は入店まで時間がかかることがあるので、少し早めに行くことをオススメします。

お店情報

店名:Maranui Cafe

住所: 7A Lyall Parade, Lyall Bay, Wellington

次に紹介するのは自転車屋と併設するカフェ「Bicycle Junction」です。
もともと自転車の販売がメインでオーナーの趣味で小さなエスプレッソマシンを使って細々とコーヒーを提供している印象でした。

それがいつの間にか店は移転し、カフェコーナーが拡張していました。自転車好きな人はもちろん自転車に興味がない人もちょっと一風変わったカフェとして楽しめます。

お店情報

店名:Bicycle Junction

住所:1 Marion Street, Wellington

最後に紹介するのは「Spruce Goose」というカフェ。

このカフェは海辺、しかもウェリントン国際空港のすぐ近くにあります。そのため海を見たり、波が立っている日はサーファーを見たり、空港から離発着する航空機を見ることができます。

上で紹介したMaranui Cafeとまた違うアングルで海を見ることができ、さらに空港を離発着する飛行機を見ることもできるのがなんといっても魅力的です。

街の中心地から少し離れているのでバスかレンタカーを使っていく必要がありますが、天気の良い日なら訪れてみる価値は十分にありますよ。

お店情報

店名:Spruce Goose

住所:30 Cochrane Street, Rongotai, Wellingto

海外のカフェ巡りオススメです

今回はウェリントンのカフェを紹介しましたが、ウェリントンに限らず海外旅行の際にぜひカフェに行ってみてほしいです。

日本のカフェとは違うその国のカフェの雰囲気を楽しんだり、その土地土地のコーヒーや食べ物を味わうことができます。またお客さんの話している雰囲気を眺めるだけで、その国に住む人たちの生活に触れることもできます。

今はまだ新型コロナウイルスの影響で以前ほど気軽に海外に行くのは難しいかもしれませんが、状況が落ち着いたときの楽しみとして取っておきましょう。

masaのプロフィール

2005年29歳でニュージーランドへワーホリで渡航。その後カナダのワーホリを経て2008年に再びニュージーランドに戻り移住し永住権を取得しました。2022年7月に日本に帰国。大阪在住。ブログ運営やメディアへの寄稿を仕事にしています。
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