【開発中の商品】職人が作るレザースリーブ 14インチMacBook Pro用 その2 – 1st サンプル完成編

開発を進めている14インチMacBook Pro用レザースリーブ1st サンプル完成編です。twitterでは既に速報しましたが、今回その詳細です。

 

今回の新しい14インチMacBook Pro、サイズが13インチから14インチへと大きくなっただけではなくボディの形状も大きく変わりました。
先端に行くほど薄くなった13インチモデルに比べて、14インチは先端まで均一の厚みとなりました。カタログサイズでは0.1mm薄くなったはずのにまるでそれが感じられないスタイルです。
加えてボディ裏面のゴム足がガッシリした形状へと変わり、色々とマッチョになった印象ですね。

上記のような変化を考慮してスリーブの全体サイズを導き出したのですが、サイズ修正ほのかに、このガッシリしたゴム足が内側から張り出すことを考え、いつものマイクロファイバー素材を内側生地に使ったモデルに加えて、今回「腰」のあるピッグスエードを使ったモデルも同時に作りました。

(左):ピッグスエードモデル(グレージュ)
(右):マイクロファイバーモデル(ブラック)
(この写真のみiPad mini6用スリーブのものを使っています)

出来上がってきたのがこちら。↓
とてもいい雰囲気のモデルが出来上がってきましたよ。ただしサイズ以外となりますが。
ボディ形状の変化が思いのほか大きく影響したようで、ぎゅっと押し込んだら取り出させなくなりました😅
均一の厚みになった分を更に考慮に入れて改めてサイズ出しをする必要がありそうです。

また、ゴム足が内側からどの位張り出すかを確認したところ、やっぱり「あたり」が相当付きますね。
特に柔らかなマイクロファイバーを使ったモデル(いつもの仕様)では、スリーブに収納して机の上で何度か滑らせただけで比較的しっかりと丸くゴム足の跡が付きました。
腰のあるピッグスエードを使ったモデルではその張り出し感はかなり軽減される印象です。それでもしっかり跡は付きますが。
恐らくこれはMacBook Proの形状故、仕方がない仕様と捉える必要がありそうですね。
収納する向きを決めて収納しないと、程なくスリーブの前面にも背面にも共にゴム足のあたりが付いてしまうと思います。

四隅の丸いのが内側から張り出して付いたゴム足の「あたり」

製作した2バージョンを比較した上で、14インチモデル用のレザースリーブでは、直接デバイスが接する内側素材にはピッグスエードを採用することにしました。マイクロファイバー素材と比べて滑りが悪く、(外装レザーも含めて)革が馴染むまでは出し入れ時に抵抗を感じるのですが、長く使えるプロダクトですので、良い状態をなるべく長く維持したいなという思惑からです。これで内側も外側も全部革、完全総革製のスリーブケースとなります。

今後については、この1stサンプルでサイズが決まらなかったため、改めてサイズ修正をして2ndを製作することにしました。
次回アップデートをお待ちくださいませ。

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